バッパー翔太が伝えるロサンゼルスのホームレス問題、アメリカンドリームの光と影

RAKUBUN

ロサンゼルスのスキッドロウは、多くのホームレスの人々が集まる地域として知られています。

この場所には、約8,000人から11,000人もの人々が路上で生活しており、温暖な気候や支援団体に引き寄せられて来たものの、精神疾患や薬物依存など深刻な問題を抱えています。

世界を旅するYouTuberであるバッパー翔太さんによる動画は、この地域が直面する厳しい現実を映し出しています。

ホームレスタウン化スキッドロウの惨状

一歩スキッドロウに足を踏み入れると、テントやダンボール箱が立ち並ぶ光景が広がります。

ここに暮らす多くの人々は、「家」を持たず日常的に街角で生活しています。

その中にはかつて普通の日常を送っていた方も少なくありません。

彼らの日常を見ることで、私たちは彼らへの無関心や冷淡さという環境的要因について考えざるを得ません。

この地では、お互いを見る目にも変化があります。

他者への冷たい視線、それこそがシステム全体として機能しない原因とも言えるでしょう。

生活するための「居場所」を失った方々との接触は避けられ、その結果コミュニティ内でも孤立感と絶望感が広がっています。

アメリカンドリームの闇

「アメリカンドリーム」という理想は、多くの人に夢と希望を与えるものです。

しかし、この美しい言葉とは裏腹に、その陰には数多くの悲劇があります。

裕福層との格差は年々広まり続け、人々はこの社会的分断から逃れられない現実があります。

スキッドロウに住むホームレスたちは、高級住宅地であるビバリーヒルズから無視され続けています。

そのギャップこそ、「アメリカンドリーム」の暗い一面と言えるでしょう。

また政府によって投じられる巨額な資金にもかかわらず、多くの場合その効果は見受けられず、市民意識すらも冷淡になっていることも問題です。

178億ドルの壁を越えられない

過去4年間でカリフォルニア州では、不十分な支援策とも言われるものに178億ドルもの資金が投入されました。

それでもなお改善されたという感覚はなく、現状は何も変わっていません。

この額面だけ見ると大きな数字ですが、その背後には複雑な事情があります。

精神疾患と薬物依存が深刻化する街

さらに注目すべきなのは、この地域で多発している精神疾患や薬物依存です。

精神的・身体的健康状態はいまだ解決されておらず、一向に改善されていない様子もうかがえます。

このような状況下では、自力で抜け出すことすら難しいと言わざるを得ません。

全米最悪の殺害率を誇る街

残念ながら、スキッドロウには治安問題も存在します。

「全米最悪」と名高いこの地域では、安全性に対する不安感も加わり、多く的人々側から社会そのものへの信頼度低下へ繋げています。

人間同士どころか自分自身とも向き合う余裕さえ奪われそうです。

「ここには夢すら持てない」という声すれば、それこそシステム全体への疑問につながります。

動画視聴者のSNS反応

バッパー翔太さんのこの動画を見た人たちからのコメントを一部ご紹介します。

ネットやメディアよりは都合の良い情報のみ報じているのに対して、翔太さんはありのままの現地の声をは発信してくれる。ジャーナリスト顔負けの貴重な動画です!

Youtubeコメント欄より引用

動画のクオリティの高さ、更新頻度の多さに驚愕する視聴者の声が多く届けられています。

お金の問題ではないんですね。心のケアや自立を支援してあげることができるようになったらいいなと思います。

Youtubeコメント欄より引用

「どうしたんだろう?」「自分にもできることある?」そんな問いかけこそ、本当に必要だったりします。それぞれ各自のできる行動へ繋げても良いいと思います!

まとめ

ロサンゼルス・スキッドロウのホームレスたちは、私たちと同じように、生きる権利を持っています。

バッパー翔太さんの動画を見たあなたは、何を感じましたか?

この問題に対して、私たちはただ傍観者でいることができるでしょうか?

一人ひとりができることから始め、ホームレス問題解決に向けて、共に歩んでいきましょう。

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